電子レンジの掃除は湯気と湿気で汚れをゆるませるのがコツ。
毎日便利に使えて大助かりの電子レンジですが、庫内の天井部分や扉の内側には、跳ねとんだ油分やソースなどの液体が頑固にこびりついていたりしがちです。ふきんでちょっと拭いたくらいでは簡単に汚れは落ちません。これらのこびりつきが酷くなると、レンジの調理能力が分散されてしまい、電気代の無駄遣いになるほか、レシピ通りに出来上がらなくなってしまいます。電子レンジのお手入れは以外と重要なので、普段からこまめに掃除することをおすすめします。
それでは電子レンジ掃除のポイントを。注意点として、レンジの機種によっては以下の方法を使えないものもありますので、まずは取扱説明書をチェックしてみてください。また、こびりついた汚れを一度に落としてしまおうと無理に力を加えないこと。キズをつけてしまうと故障の元になります。
掃除の前に用意するものは、◯ぬるま湯を入れた耐熱ボウル。◯拭き掃除用の濡れたふきん。◯掃除用のゴム手袋。◯綿棒。◯消毒用エタノール。◯中性洗剤、キッチンペーパー、ラップ、古歯ブラシなどです。
◯便利なグッズ→ 電子レンジ・オーブンレンジお掃除用品一覧
耐熱ボウルのお湯と濡れふきんをチン!。四隅や溝部分は古歯ブラシ・綿棒などで。
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ぬるま湯を入れた耐熱ボウルをレンジに入れ、7〜8分加熱して湯気を庫内に充満させて汚れを湿気でゆるませます。さらに濡れたふきんをレンジに入れて1分ほど加熱します。ゴム手袋をし、やけどに注意して耐熱ボウルを取り出し、ターンテーブル(回転皿)や回転網、ガラス台など、取り外せるものがある機種は、取り外して流し台のシンクへ。熱くなった濡れふきんで庫内の内側を拭き掃除します。上下左右の平面部分や四隅まできれいに拭き取り、板状になっているマイクロ波口部分は特に念入りに汚れを落としておきましょう。
熱くなったふきんだけで汚れが落ちない場合は、割り箸や歯ブラシなどをふきんで巻いて、キズを漬けないように注意しながらこすってみます。薄めた洗剤で湿らせたキッチンペーパーとラップで10分ほど湿布してみるのも効果的です。
電子レンジの内側がきれいになったら、今度は外側の掃除です。硬めに搾った濡れタオルで拭き掃除をしましょう。そして吸排気口のスリット溝は、綿棒に消毒用のエタノールや中性洗剤をしみ込ませて拭くと良いでしょう。レンジを持ち上げてボディの下もチェックしておき、最後は乾いたタオルでから拭きしてできあがり。ターンテーブルなどはつけ置き洗いなどをするときれいになります。
◯掃除がしやすい→
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